変わってしまった世界の景色

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童貞ソー・ヤング
GOING STEADY

(セリフ)「やれば出来る」なんて嘘っぱちだ。
そうじゃねえだろ!?
「やってみなきゃア わかんねえ」。
そうだろ!? 若者よ、童貞を誇れ!!!!
!!!!童☆貞☆万☆歳!!!!

ああ今夜も僕はあの娘(こ)を汚したくて瞳閉じる
どうかしてたんだ 一瞬の夢
今はもうチリガミん中
手のひらの血ィはポケットの中で
凍りながら……ホールドンミー…
誰かが言ってた「あの頃は若かった」
うるせえ くだらねえ
どうしてあの娘は行ってしまったんだろう
ねぇ どうして
手のひらの血ィはポケットの中で
凍りながら……ホールドンミー…

※ああ ときめいて 涙流して
しょっぱい青春の日々はもう戻らない
さあ 歌おうぜ 馬鹿でも歌おうぜ
汗と涎(よだれ)でダラダラさ
天まで届け このメロディ
永遠にィィィィイイイィィ※

一発やるまで死ねるか!!! 一発やるまで死ねるか!!!
一発やったら死ねるか!!?
一発やったら終わりか!!? oi oi oi!!!

(※くり返し)

ああ 出来るなら あの娘を抱いてみたい
何処へも行かず そのままで寝顔を見ていたい
願いが叶うなら あの娘を抱いてみたい
口ずさむ このメロディ
天まで届け このメロディ
永遠にィィィィイイイイイィィィ

(セリフ)愛だの、平和だの、戦争だの、
テロだのよ、誰も俺等の青春はァ
殺せやアしねえんだよ!!!

GOING STEADYの話をしたらこの曲の話をしないわけには行かない。

これほど衝撃的だった曲にはこの先出会うことはないはず。

こんなこと歌詞に書いてある曲をそこら辺のCDショップで売ってていいの!?

とか思ってた。

この曲はかなり有名だから当時、CDチャートでランクインしてたくらいだったし。

テレビで放送禁止用語使ってなきゃオッケーみたいな感じらしい。

音楽の授業で聴いたり歌ったりしてるのが一般的で

例えばサザンオールスターズとか

例えばGLAYとか

あんな感じの音楽しか日本にはないのかなって当時は思ってた。

NIRVANAとか演奏中にギター壊したりしてたけど

あんな感じのことしてるバンド日本にはいないのかなって。

高校生は思ってた。

後で知ることになるんだけど

スターリンとか外道とか

あまりにも有名すぎるこれとか。

日本人じゃないけど。

昔、高校出た後、バンドやってた頃があって

自分はベースだったんだけど

PVの最後の方にあるみたいに途中で楽器放り投げてドラムセットに突っ込んでみたけど

こんな感じに壊れなかった。

それより痛かったし。

あとドラムやってた奴にすごい勢いでキレられた。

そりゃ誰でも怒るだろ。

ギターの奴はポカーンとしてた。

若いってすごいね。

バンド練習中に突然思い出して

なんでかわからないけど

やってみよう!って思ってしまって。

で、やったらマズイことになったという感じ。

ドラムだったやつ元気かなあ。

こんな感じで

音楽ってこんなのもありなんだ!って思ってしまったから

もう元には戻れなかった。

当時高校1年生。

すごい影響受けた。

聴く前と聴いた後じゃ世界が全然違ったのをよく覚えてる。

不良でもなく優等生なわけでもなければ

なにかの活動してるでもない

野球部やめた坊主頭のやつ。

そんな位置づけだった。

そういえば

この頃から

なにかを成し遂げたいとか

何か得意だと思えること探して

それをやりたいなあって漠然と思ってたけど

今でも言ってるとは思わなかったなあ


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