いつか始まってそのうち終わる

リアル/Syrup 16g

命によって 俺は壊れた
いつかは終わる そんな恐怖に
でも命によって 俺は救われた
いつかは終わる それ自体が希望

お前にこの一生捧げよう
必要なくなって 見捨てられるまで
許しがたいまで 腐り切った
魂は水で洗い流して

圧倒的な存在感
生身の感情の表現
すべての言葉しっぽ巻いて
逃げ出すほどのリアル

遠いよ みんな遠いよ
本当のリアルはここにある

必死なのはかっこ悪くない
むしろその逆
笑っていた
感じられること
すべてを喜びに変えろ

妄想リアル もっとSO REAL

どっかの国の大統領だって

有名なスポーツ選手も

極悪犯罪者も

自分も

目の前にいる人も

人生の最後にはみんな同じ場所に行きつく

ただの一人も例外はいない

早いとか遅いとか

惜しまれたり

そうでなかったり

感情の話は置いといて

絶対に誰にでも訪れる。

人はいつか死んでしまう。

人じゃなくても

生物はみんないつか死んでしまう。

もし

前もってそれを知ることができたとしたら

あなたはどうする?

オレは特別なことをしないで

いつも通りの生活を送りたい。

毎日が満足なら特別なことは特に必要ないし

家族とちょっと豪華な食事したいくらいの願望はあるけど

そのあとに子供とお風呂一緒に入って

お風呂で少し遊んで

アイスでも食べて

一緒にベッドに入って

そのまま目が覚めることはなかった。

そんな最後がいい。

どーせろくでもない最後なんだから

そんな最後でいいよもう。

とか

ひねくれた感じじゃなくて

こうがいい。

全く同じじゃなくていいけど

家族におやすみって言って

そのまま起きないってのが

一番いいんじゃないかな。

残される側のことなんて何も考えてないけど

死ぬ側に立ったら

オレはこうなるのがいいって言う。

もし

葬式をやってもらえるなら

大好きなHi-Standardのアルバムを流してもらって

友達とかからは

「あいついい奴だったよな」

って言われて消えていきたい。

妻からは

子供に向かって

ああいう風な家族思いのかっこいいお父さんになるんだよ

って言われて消えていきたい。

その瞬間が一体いつなのかわからないし

もしかしたら突然

交通事故に巻き込まれたりして

その瞬間は予測できないかもしれないけど

病気で苦しむかもしれないけど

その瞬間が自分に訪れるまで

必死で生きるとかも別に考えてないけど。

死んでしまうことは免れない。

じゃあそこに行きつくまで

どうしようか?

こうしてる間にも

その瞬間は

刻一刻と近づいてくる。

もしかしたら

今から5分後に

何かが起きて

不幸にもなくなってしまうかもしれない。

明日

あなたが生きたまま100%朝を迎えるということはない。

運よく何事もなく

明日を迎えられるかもしれない。

そうだとしたら

この後どうしよう?

YouTubeみるのか

勉強するのか

仕事するのか

何してもいいと思う。

さて

オレはどうしようかな。

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